並列部分は同じ表現形式で訳す

 

並列部分は同じ表現形式で訳す

 

意味のうえで並列関係にある部分は同一表現形式に翻訳することが大切です。読者の理解を助けるばかりでなく、文体の美学のうえからも好ましいことです。

 

例えば、Do not climb up the tree or break the branches.
1
2
この木にのぼることや、枝を折ることはしないでください。

 

のように1より2のほうが美しい日本語です。つまり意味上並列の部分を同じ動詞形(のぼったり------折ったり)あるいは同じ名詞形(のぼること-----折ること)とします。

 

このようにすると文にスジが通り、リズムがそろい、読む人の頭に文意がすっと、心理的な抵抗なく入るし、また見た目の字面も美しくなります。